荻原さんいわく、お得な制度や仕組みを覚えておくことが医療費節約のコツだそうで――(写真:本社写真部)
ある日突然、腰に激痛が走ったという経済ジャーナリストの荻原博子さん。急いで医者に行くと、原因は「肥満」と勤続疲労による坐骨神経痛でした。不健康な食生活の改善に努めるも、治療にかかる通院費用や薬代などが想像以上に家計を圧迫する現実に直面。さらに今後「太り過ぎ」で寿命を縮めてしまえば、もらえる年金も減り、医療費や介護費用が高額に。そんな自身の経験から、安心して老後を迎えるためには「健康」であるのが一番だと、体重を減らして貯金を増やす「荻原式・節約術」を推奨しています。その荻原さんいわく、お得な制度や仕組みを覚えておくことが医療費節約のコツだそうで――。

医療費の節約術(1)処方薬は、院内薬局、門前薬局が安い

医療費には、意外と知られていない「節約のコツ」があります。

太っていたら痩(や)せて健康になり、医者にかからないのが一番なのですが、どんなに注意していても、避けられない怪我や病気もあります。

そこで、怪我や病気にかかった時の病院へのかかり方や薬代など、節約ポイントをいくつかまとめてみました。

塵(ちり)も積もれば山となるはず。お得な制度や仕組みを覚えておきましょう。