『1789 ーバスティーユの恋人たちー』の制作発表会見に登場した星組トップスター・礼真琴さんとトップ娘役・舞空瞳さん(写真撮影:本社・奥西義和)
2023年4月18日、The Okura Tokyoで、宝塚歌劇団星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』制作発表会が行われた。同作は2015年に月組の龍真咲、愛希れいかトップコンビで上演され、好評を得た作品の再演となる。星組トップスター・礼真琴さんと、トップ娘役・舞空瞳さん、潤色・演出の小池修一郎さんが、作品への意気込みを語った。

『1789 -バスティーユの恋人たち-』制作発表会

「傷つけあうより愛し合いたい たとえ地獄に落とされても この愛の先に安らぎはあるか 神様さえ知らないこの愛の行方 誰にもわからない 神様さえ知らない 俺たちは敵同士――」 

宝塚歌劇団星組トップスター・礼真琴さんと、トップ娘役・舞空瞳さんらが、2023年4月18日、都内で行われた『1789 -バスティーユの恋人たち-』の制作発表会に登場した。

冒頭は、礼さんと舞空さんが『1789』を象徴する劇中歌「この愛の先に」を歌い上げる圧巻のパフォーマンス。敵同士として出会った男女の運命を予感させる歌詞が、心にしみる。

「この愛の先に」を歌う礼さんと舞空さん。すでに息もぴったり(写真撮影:本社・奥西義和)

「(『この愛の先に』は)すごく好きな曲。お互い惹かれ合っているのに、結ばれてはいけない。でもお互いをもとめてしまう。私はハモリ大好き人間なので(笑)、今日は2人でハモって歌う気持ちよさを感じていました」と礼さん。