
2008年、オーストラリアのアーネムランドで。「GOMA」のアーティスト名で、本格的に音楽活動を始める

「点を打っていると頭の中が整理され、物事の時系列などもはっきりしてくる。僕はあの日からずっと、描かずにはいられない衝動に駆られ続けているんです」(撮影:大河内禎)

『茶色っぽい富士山』2011年

事故後、保険会社の人の勧めで日記をつけ始めた。「どうやって家族を養っていけばいいのだろうか?」など、葛藤が綴られている。左上は、娘が書いた「がんばれ」の文字

『ひかりの道』2009年絵を描き始めた初期の作品※展覧会に初期の作品は展示されません

アクリルガッシュを使って点を打っていく。盛り上がった点の集合体は、見る角度によって表情を変える

『くじらがいた海』2011年

左から『ひかり(黒)』2023年、『ひかり(青)』2022年、『ひかり(白にピンク)』2021年

「実はそれまで、いつか絵が描けなくなってしまうんじゃないかと怯えていたのです」

『水富士』2016年









