記事本文へ戻る 谷崎潤一郎の家系図 左から松子、潤一郎、恵美子(松子の連れ子)、重子 谷崎潤一郎。昭和30年頃、潺湲亭の客間にて 左から、松子、潤一郎、重子、千萬子 『デンジャラス』 左:中島京子さん、右:桐野夏生さん(撮影:岡本隆史) 「『細雪』は大好きな小説ですが、登場する人たちの倫理の感覚が独特でちょっと狂ってる。」(中島さん) 「はっきりとはわかりませんが、谷崎にはそういう悪魔的なところがありますよね。周りの人は、谷崎の文学の奴隷と言っても過言ではない。」(桐野さん)