「10代後半から20代前半までは、わりと結婚願望はあったんですが、芸能という特殊であり一握りの人しかできないこの幸運な仕事をまっとうすることを優先し、タイミングとご縁があれば……というふうに考えていました。」(撮影:木村直軌)
「人気絶頂の20代後半の大事な時期に、芸能の仕事ができないことに後ろめたさを感じていました。同年代の俳優さんたちが多く活躍するなか、僕だけが取り残されている気がして……。」
「病を経て自分の弱さと向き合い、筋トレやサックスを少しずつでも続けることで、夢想的な完璧主義から抜け出し、等身大のちっぽけな自分を受け入れることができたんだと思います。」