
「本当は、自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかがわかっていなかった。もっと言えば考えることさえしていなかったのだと思います」

壇蜜『三十路女は分が悪い』(中央公論新社)

「タレントの壇蜜さん(撮影:本社写真部)

「自分は内気だとばかり思っていたのですが、それは私の中のA面なのだと気づいたのもこの頃。ヒョイと裏返したB面には、「どうにかなるさ」「やっちゃえ、やっちゃえ」と自棄(やけ)にふてぶてしい別人格が潜んでいることがわかってきて…」



