伊藤さんが最優秀賞・高松宮妃賞を受賞した、第1回全国編物コンクールの出品作(1953年)(『伊藤浩子作品集』より/撮影:児玉晴希)
伊藤さんが着用しているニットは「ハイドパークの薔薇」(2001年制作)という作品。ビーズを部分的に編み込んだシルクの薔薇の花と、金色のラメ糸の葉が華麗な一着(撮影:藤澤靖子)
第1回全国編み物コンクールの受賞記念写真。左から19歳の伊藤さん(最優秀賞)、主催・講談社の野間省一社長、高松宮妃、伊藤さんの母、その他受賞者(写真提供◎伊藤さん)
「図案を考えるのに夜中の2時、3時までかかることもありましたが、夫は何も言わない人でした。特にサポートしてくれることもなかったけれど、文句も言わない。」
今年最初のお教室の風景。作品に集中したり、伊藤さんに質問したり。4~5時間ほどかけてじっくり取り組む
伊藤さんが生徒さんのために書いた編み図。「細かい編み目の計算もパパッとできるので驚きます」と生徒さん。編み棒は竹製を使用している
21年12月に銀座のギャラリーで行われたチャリティバザー。たくさんの作品が並べられた
『竹林』竹の葉が重なるジャケットと、茎を描いたスカートのアンサンブル
『もみじの舞』光沢のあるレーヨンの糸の地に、ウールやシルクのもみじを全面に散らしたフードつきのマント