故郷の秩父を思わせる豊かな自然が気に入って、2006年から鎌倉住まい。漆喰の壁、柱や床には古材を使ったこだわりの建物だ。アトリエの大きな窓からは隣接する林の緑が見渡せ、ウグイスやシジュウカラなど鳥の声もにぎやか(撮影:大河内禎)
専門学校で服飾を学んでいた頃から、デザイン画やスタイル画を描くのは得意だった。裁断から縫製まで自分でこなした経験があるため、ラフに描いているようで、実は細かい服の構造までしっかりふまえた絵になっている
雑誌『詩とメルヘン』では、谷川俊太郎さんらの現代詩にイラストを描いた。その時期に詩人の岸田衿子さんと共作した『クレヨンの歌』(サンリオ出版、1976年)より。この本で詩的世界の表現を学んだ
雑誌や広告に掲載された初期作品を集めたイラスト集『もじゃもじゃ ふぁんたじい―つばなの野から―』(白泉社、1984年)
初めて「大きな眼」のキャラクターを描いたチャンバラ絵本『ハのハの小天狗』(ほるぷ出版、1991年)