1981年京都府生まれ。医師として働きながら小説を執筆し、2021年「塩の道」で林芙美子文学賞を受賞しデビュー。『植物少女』で三島由紀夫賞、『あなたの燃える左手で』で泉鏡花文学賞・野間文芸新人賞、『サンショウウオの四十九日』で芥川賞を受賞。ほかの著書に『私の盲端』がある