松山照紀

まつやま・しょうき
臨済宗妙心寺派・松壽山不徹寺住職

1962年、福岡県筑紫野市生まれ。
霊峰・宝満山の麓でのびのび育つ。大学生だった20歳の時、予期せぬ妊娠。同級生と学生結婚するも、離婚してシングルマザーに。手に職をつけるべく看護師を志す。マザー・テレサの慈善施設でのボランティア、みずからの大病を経て、ナースとして終末期を見つめる。医療の限界や迷いを感じていた37歳の時、座禅と出会い、48歳で出家。厳しい尼僧修行を経て、2016年より、兵庫県姫路の地で創建300余年・代々女性によって受け継がれる不徹寺の庵主となる。「すべての女性の駆け込み寺」を目指して日夜、無料の電話相談や疲れた心がホッと和める懐石料理・お香教室を主催するなど、さまざまなイベントに取り組んでいる。

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