特定されるとどんな危険がある?

SNSで住所を特定されたことにより、前述したようなストーカー被害に遭ってしまったり、誘拐されてしまったりする事件が発生しています。

空き巣にも警戒が必要です。住所を特定した相手のSNSを引き続きマークしておき、外出や旅行のように、これから留守になることが分かるような投稿があったタイミングで家に侵入して、空き巣を働くというのがよくある手口です。

また、投稿内容から「この家にはお金がある」と思われ、空き巣に狙われてしまうこともあります。実際に、SNSに高級ブランドの服を身につけている写真を投稿した人が空き巣被害に遭ったという事件が何件も発生しています。こうした事件の手口には、SNSで高級ブランド名を入力して画像検索を行い、着用画像を投稿している人たちの中から特に個人情報を特定しやすい投稿をしている人をマークし、犯行に及ぶというものがあるようです。

その他、高額当選報告や収集しているコレクションの投稿、高級外車の写真投稿なども狙われる要因となるため注意しましょう。

SNSに投稿する際は、いつ誰がどんな目的で見ているか分からないことを念頭に置いておく必要があります。

 

『『ホンマでっか!?TV』で「犯罪から身を守る方法」を特集。空き巣・強盗に狙われやすい家の特徴とは?「マーキング」されていませんか?』はこちら