小さい頃はキョンキョンが大好きでアイドルに憧れた
振り返ると、小さい頃からとにかくアイドルが好きで、当時は『ザ・ベストテン』『ザ・トップテン』『夜のヒットスタジオ』といった歌番組をよく観ていました。スモークを焚かれたなかで、可愛い服を着て歌っているアイドルにとにかく憧れて。
私はピンクレディーから始まり、キョンキョン(小泉今日子さん)が大好きで、数々のオーディションを受けた結果、大阪パフォーマンスドールとして吉本興業からアイドルデビューすることができました。
もともと今は女優の篠原涼子さんが在籍された「東京パフォーマンスドール(TPD)」というアイドルグループがあって、その大阪バージョンを作るということで、大阪在住の女の子が募集されたんですよね。
ヒップホップグループのRHYMESTERと組ませていただいたり、今田耕司さんと東野幸治さんと結成した「WEST END×YUKI」としても曲をリリースしたり。今思えば、いろいろな音楽活動をさせていただきました。
大阪発のアイドルグループといえば、大人気の「NMB48」がありますが、もう子ども世代なので「可愛いなあ〜」と思います。OPDはTPDがあったからできたので、AKBスタイルの走りみたいなものですね。
ですが、やっぱり時代は変わったなと感じます。私たちは発信する場も、ファンの方との交流の場もライブぐらいしかなかった。今はライブに加えてSNSがあって、みなさん自己プロデュースをされている。すごいことです。コロナ禍に入ってからもさらに状況が変わったようで、未知なる世界です。
とはいえ、OPDの活動が活発になったので、たまに事務所に来ると、昔からいらっしゃる社員の方や芸人さんに偶然お会いすることもあります。
(漫才師の)次長課長の河本準一さんは、奥さんがOPDの元メンバーなので、ライブを「楽しみにしてるけど、大丈夫?」と言ってくださって。旧知の先輩たちが何かと声をかけてくださるので、本当に心強いです。