美しさを感じる

茶道の歩き方もそうですが、静かで美しい歩き方を身につけるには、ある程度時間が必要です。しかし、一度きちんと身につけると、自然と美しい歩き方ができるようになりますので、まずはふだんから一本の線上を歩くように意識することが大切です。

『「お茶」を学ぶ人だけが知っている――凛として美しい内面の磨き方』(著:竹田理絵/実務教育出版)

茶道の歩き方はすり足、反閇(へんばい)ともいわれ、様々な儀礼や作法、あらゆる舞踊の基礎などにも取り入れられています。

神道儀式などで邪気祓いのための歩行法となり、和の動作の基本となっています。

美しい歩き方は、モデルのようにストイックなトレーニングをしなくても、ふだんの生活の中で少し意識するだけでも変わってきます。ぜひ、美しい歩き方をマスターしてみてください。