保護者もお揃いのユニフォーム
ありがたいことに…
いま瑛介の所属しているチームは、選手には一通りチームで揃えるユニフォームや野球バッグ、防寒着などがあるのだが、保護者に関しては全員必ず揃えなくてはならないものが、ほとんどない。パーカーやジャンパー、ネックウォーマーに帽子、バック、足元まで保護者全員揃えなくてはならないチームもあると聞くが、それがほぼないのは子供が野球を学ぶ以外のことに負担が少なくて、実にありがたい。
公式戦のとき同じチームがまとまって見える統一したユニフォームは便利だけれど、入部とともに常に親も統一ファッション、厳しいルールが科せられて、気づいたら子供の野球より親の負担が重すぎてチームを変わらなければならないようなことになるのは、ちょっと本末転倒、誰のためのルールなのかと疑問だ。
そういえば地域の学童チームのとき、保護者の方から声が上がり、チームで保護者お揃いのパーカーやウインドブレーカーを作ろうと言う案が出たことがある。
試合に行くと強そうなチームはみんな、親もガッ!とお揃いのTシャツやパーカーを着ている。
子供より大人のほうが団結している感があり、側から見てそれだけで圧倒されてしまいそうだ。
でもその当時の監督からこんなことを言われた。
「野球はこの先ますますお金がかかっていくものなんです。中学、高校、大学と。できるだけ子供の野球に必要なもの以外にお金をかけるのは、今は控えた方がいいんじゃないか」
その通りだった。
中学では硬式野球ができるグラウンドへの遠征費がかなりかかった。
高校に入って大阪に留学させたけれど、学費生活費のほかに治療費もかさんだ。息子はベンチ入りメンバーではなかったが、野球部規定のウエアを揃えるのにも、応援に行く交通費も頻繁にかかっていた。
経験しないとわからない出費は決して少なくなかったように思う。
さて、来年からは未知の大学野球。そして、
次男の中学野球も一番忙しい学年を迎えて、我が家の愛車の走行距離はどこまで伸びるやら…。
ふぅ。
本日の長~いひとりごと、おしまい。
そばで寝て聞いていたミッキーも、飽きてこんな顔に…。