大人の皆さんが「見てよかった!」と思える作品を紹介

当時に比べ、今はDVDが安く買えますし、オンラインコンテンツも沢山。映画鑑賞は大変しやすいです。でも、作品数が多すぎて何を見ていいか悩んでしまうのでは?  

映画作りが技術的にも金銭的にも簡単になったこともあり、「イージーすぎ(怒)」と言いたくなる作品も多数。貴重な残り少ない人生で、つまんない映画を見て時間を浪費することほど腹ただしいことはありませんよね?   なので、大人の(特に女性の)皆さんが見て納得できる、「見てよかった!」と思える作品を、この連載では新旧おりまぜ紹介したいと思います。

いずれは「ヌーヴェルヴァーグ」とか、「アメリカンニューシネマ」なんていう映画ワードや、名俳優や監督の名前も覚えてもらい、映画を選り深く楽しんでいただきたい!

さあ、前置きはこのくらいにして、映画紹介を始めていきますね。皆様のお正月を充実させる事必至の、まずはこちらをお勧め!! 

大好きで何度も見ている『グラディエーター』

第一回 現代の名作『Gladiator』(155分)

監督 リドリー・スコット
制作 UNIVERSAL
出演 ラッセル・クロウ
   ホアキン・フェニックス
   コニー・ニールセン

「Napoleon、よかったよ!」「リドリー・スコットは不滅だね」

多くの書き込みをSNSで目にした私は、体調があまりよくなかったにも関わらず、夫に付き添ってもらい、12月初めの映画館へ。眠そうな顔でついてきた主人も、映画が始まるや刮目!!  2時間35分があっという間。

「確かにリドリー・スコットは不滅だなあ」

大きな満足感と共に映画館を出た私と主人。この監督の凄さは、映像の力や飽きさせない編集技術は勿論、扱うテーマの広範さ!