あなたが求めれば、介護を助けてくれる仲間は必ずいる

2つ目は、挑戦してみることです。

地域包括支援センターへの相談、要介護認定の申請、ケアマネージャーとの面談など、介護に初めて直面する方にとっては、慣れないことばかりだと思います。

『老老介護で知っておきたいことのすべて 幸せな介護の入門書』(著:坪田康佑/アスコム)

介護サービスを利用する際にも、「ホームヘルパーさんってどんな人たちなんだろう」「デイサービスになじめるだろうか」など、不安が募る気持ちもよくわかります。

私自身も、何かに初めて挑む際には不安に苛(さいな)まれます。

しかし、一歩を踏み出してみると、「やってよかった」と感じることが多いのも事実です。

挑戦してみてこそ、わかることもたくさんあります。

「このサービスは意外と私たちに合っているね」「このサービスは必要ないね」「滑り止め付き靴下、とても履(は)き心地がよくて安心」と、挑戦して利用してみることではじめて、必要の可否を判断する材料が得られるものなのです。

介護保険が適用される介護サービスだけではありません。

市区町村やボランティア団体が独自に行っている支援サービスや、民間企業による家事代行や送迎サービスなど、今は介護の負担をやわらげてくれるサービスがとても充実しています。

福祉用具やグッズも、メーカー各社が工夫を凝らしたさまざまな商品が販売・レンタルされています。

興味を抱いたサービスや商品があれば、まずは利用してみて、自分たちに合うかどうかを吟味してみてください。

多くの人が「初めて」に挑戦し、サービスや商品の恩恵を受け、介護の改善につなげていってほしいと願っています。