100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第64回は「龍」のお話です。
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
成功や発展の象徴として縁起が良いとされる「龍の話」
2024年がスタートしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は辰年、私の年です。
リュウという名前なので、龍の文字が入るお寺や神社、手水舎の龍など、つい龍に反応してしまいます。
中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」も、旅先で見つけた揖保乃糸の「龍の夢中華麺」も「龍の夢PASTA」も素通りは出来ません。
そんな私の龍の話。
干支の中で唯一空想上の生き物の龍は、天に昇るイメージから成功や発展の象徴として縁起が良いとされています。
私の名前も天に昇る龍にかけています。