行司の木村容堂が転倒

7日目の霧島と前頭3枚目・北勝富士との対戦は、後ろに下がった霧島と接触した行司の木村容堂が転んでしまい、烏帽子が取れ、右の草履も脱げてしまった。草履が脱げて足袋のままで動く行司の姿は見たことがあるが、烏帽子が取れたのは珍しい。

雑学の本で、平安時代の貴族の男子は烏帽子が取れることを大恥だと考え、どんなときも烏帽子をかぶり続けたことを読んだ。「どうする容堂?烏帽子のないまま続けるのか?」と思ったら、四つに組んだ形で相撲が止まったので、容堂は烏帽子をつけた後、呼出が拾った草履をはいて、いつもの姿で勝敗を見届けた。

NHKBSの『大相撲どすこい研』や大相撲放送では、行司の軍配や装束の素晴らしさ、その仕事の多さを伝えている。行司はどんな運動をして身体能力を鍛えているかも知りたい。

1月15日にアップした原稿に、幼稚園時代にうまかったスキップに挑戦することを書いたが、その場でのスキップは50回できても、前進するスキップは足が痛くなり、息切れがしてそんなにできないことが分かった。前進は難しい。道でやっていたら、向こうから来たオッサンが驚いた顔で立ち止まり、連れていた仔犬が足を踏ん張って止まった。

私はスキップを止めて、横を歩いて通り過ぎた。すると「どうした。どうした」とオッサンの声がして、振り返るとリードを引っ張っても仔犬が動かないのである。私のスキップする姿はそんなに怖かったのだろうか?罪なことをしたが、「前へ」の精神を重んじて、今後も道で前進スキップを練習するつもりだ。

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