桑山さん「人間が見られて緊張するのは当たり前」<『すぐに使える! おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術 お笑い芸人・話し方講師の二刀流が教える 56の絶対ウケる法則』より>
SNSが発達した現在、コミュニケーションに苦手意識を持つ方も少なくないようです。そのようななか、コントグループ「ザ・ニュースペーパー」のメンバーとして19年間活動していた桑山元さんは、芸人を続けながら、話し方・伝え方を教える講師として活動しています。今回はその桑山さんに、コミュニケーションを円滑にするための「ちょい足し」テクニックを紹介してもらいました。桑山さんいわく、「人間が見られて緊張するのは当たり前」だそうで――。

自分が見られている時、実は!「ニーチェ的逆転法」

見られていると思うと緊張する。緊張とは感情。感情は変えられないが、行動は変えられる。「見られている側」から「見ている側」になる

動物園の動物たちが体調を崩す原因の上位に、怪我や病気だけではなくストレスもあるそうです。

しかも“見られている”ストレス。

動物でさえストレスで体調を崩すのです。人間が見られて緊張するのは当たり前

じゃあ、どうすれば緊張しないのか? 結論から申し上げます。「見られている」と思うから緊張するのです。「見られている」側から「見ている」側になればいいのです