何故それを面白いと感じたのか?
まとめます。今よりちょっと面白いトークをやりたいなら、まずはボケて笑いをとることを手放しましょう。それよりハードルが低い“ツッコミ”を習得しましょう。
ツッコミとは、相手の面白さを見つけ出して、それが他の人にも伝わるように通訳して橋渡しすること。
トレーニング方法としては、街中の気になる風景から「何故それを面白いと感じたのか?」を自分なりに分析してみましょう。
まずは相手のいいところを見つけてみましょう。どうです? そんなこと、心掛けたこともなかったでしょう?
え? 普通すぎる? 何だ、その平凡な結論は、って?
それそれ! そのツッコミこそ、私の発言の面白さを通訳して橋渡ししている行為です。
※本稿は、『すぐに使える! おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術 お笑い芸人・話し方講師の二刀流が教える 56の絶対ウケる法則』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
『すぐに使える! おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術 お笑い芸人・話し方講師の二刀流が教える 56の絶対ウケる法則』(著:桑山元/日本実業出版社)
本書は、芸人たちが使っている【ちょい足し】してコミュニケーションを円滑にするテクニックを、実際に使えるレベルにまで落とし込んだトーク&雑談術。シーンは日常や職場の仕事から雑談まで。すぐに簡単にマネできる【ちょい足し】テクニックの、『つかみ・ツッコミ・リアクション・アドリブ・まわす力(MC力) etc. 』 を、豊富なマンガイラストも使って紹介する。