舞台の上で話すことが多い桑山さん、実は「かなりの緊張しい」だそうで――<『すぐに使える! おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術 お笑い芸人・話し方講師の二刀流が教える 56の絶対ウケる法則』より>
SNSが発達した現在、コミュニケーションに苦手意識を持つ方も少なくないようです。そのようななか、コントグループ「ザ・ニュースペーパー」のメンバーとして19年間活動していた桑山元さんは、芸人を続けながら、話し方・伝え方を教える講師として活動しています。今回はその桑山さんに、コミュニケーションを円滑にするための「ちょい足し」テクニックを紹介してもらいました。舞台の上で話すことが多い桑山さん、実は「かなりの緊張しい」だそうで――。

緊張を解きほぐす時「深呼吸はダメダメ?」

「緊張している状態が通常」だと考える。また緊張しているのは自分ではなく「緊張している役」を演じていると思えばダメージは受けなくなる

私はかなりの「緊張しい」です。

舞台の開演前になると、動物園の熊のようにぐるぐる歩き回ったり、そわそわします。

出番の30 分前から衣装を着こみ、共演者に「早いよっ!」とツッコマレルのは恒例の行事となっています。

それなのに、「あんなに大勢の前で緊張しないんですか?」「人前であがらないコツを教えて下さい」、とよく聞かれます。そんな方法があるのなら、こっちが知りたいわ!(泣)