400年の歴史が証明した投資の「ふたつの真理」

経済学者のジョン・ケネス・ガルブレイス(John Kenneth Galbraith)は、こう言った。

「世の中には2種類の人間がいる。『わからない人』と、『わからないということがわからない人』だ」

為替レートや株価の動向、原材料の価格など、経済全般を予測する人が、なぜ本を売り歩き、講演でお金を稼ぎ、ユーチューブで宣伝しながら、もっともらしい専門的解説と予測をしているのだろうか。

私たちは「わからない人」であり、彼らは「わからないということがわからない人」であるからに過ぎない。自分が賢いと信じている人は、経済を予測し、予測に沿って投資をする。その予測が当たる場合もあれば、当たらない場合もある。それが真理だ。

人類が証券取引所を作ってから400年以上が経つが、いまだに予測可能な理論は生まれていない。

人類が証券取引所を作ってから400年以上が経つが、いまだに予測可能な理論は生まれていない(写真提供:Photo AC)

投資の世界には不変の真理がある。経済予測は不可能であることと、確信には恐ろしい罰が待ち受けていること、のふたつだ。現代の経済構造のなかにあっても、この規則は変わらない。