ULするほどキラキラから離れていく…

なお、現在の私が登山時に行っている「カラダ」の軽量化は、食事をなるべく簡易な物にするということ。

登山中のお昼はコンビニおにぎりだけで済ます。そのほか、コンパクトで高カロリーな栄養補助食品である非常食や予備食を活用する、といった感じでしょうか。いずれにせよ、SNSや雑誌などで見かける美味しそうな「山ご飯」とは無縁です。

正直言うと、「美」もULの対象になりつつあります。

【最終ページ】「その前に自分をULしろ」って思ってるんでしょ!

下山したあとの服は別途用意していても、登山中は着たきり雀。登山中のスキンケアもメイク無しに日焼け止めを塗っただけで、寝る前のケアはそれを拭きとるのみ。はっきり言って女子力はめちゃ低い…。

理想では「ULでキラキラした素敵な登山者になりたい」と思いつつ、軽量化を図れば図るほど、キラキラからどんどん距離のある登山者になっていくのは私だけでしょうか。

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