仲良くなった理由

松平直子 ペドロ&カプリシャスの三代目ボーカリストとして1978年より32年活動。海外アーティストとのジョイントも多く、国内のみならず、サンフランシスコ、メキシコ、キューバ、韓国など海外でもライブコンサートを開催(撮影◎本社 奥西義和)

松平 3人の性格がバラバラなのも、仲良くなった理由かも。タイプが全然違うよね。てる美ちゃんは、テレビのイメージと全然違って、おっとりしてるし…。

長谷 おっとりというより、ボーッとしてる。(笑)

 細かいことは気にしないだけよ。

松平 直美ちゃんは、そのままとっても男前。ナチュラルで、自由で、でもとっても気を遣ってくれる。

長谷 直子ちゃんは、面倒見がいいし、この中では年下だけど、頼りになるおねえさんって感じね。顔の広さもすごいしね。

松平 てる美ちゃんが、お料理がとっても上手なのは驚いたわ。直美ちゃんと2人で初めててる美ちゃんのお宅にお邪魔したとき、手料理をふるまってくれて…。おいしかった~~。私はお酒が飲めないんだけど、2人ともけっこう飲んでたわよね。

長谷 はい、いただきました(笑)。そして初めてお邪魔したのに、お泊まりしちゃった!

 ちゃんと別部屋で寝てっていうのに、直美ちゃんはソファで着替えもせずに寝ちゃって、翌朝、こっそり帰っていった。(笑)

長谷 この年になってそんなことするなんて、思ってもみなかった。いや、どこでも寝てるわけじゃないけどね。(笑)

 この年齢から気のおけない仲間ができるのは、本当にうれしいことだとつくづく感じるわ。

松平 そこで、3人でなんかやれたら面白いねという話が出たら盛り上がっちゃって…。

 話だけ盛り上がることはよくあるけど、なんかとんとん拍子で実現することになったのは、びっくり。

松平 同い年だけど、生まれ月の順に直美ちゃん、てる美ちゃん、私って並ぶことにもだいぶ慣れてきたわ。

――同い年の3人が芸能界に入ったきっかけはそれぞれ。しかし、共通しているのは、3人とも「芸能界に憧れて、芸能界でのし上がっていきたい」という確固たる野望を抱いていたわけではないということ。最もデビューが早かったのは、長谷直美だった。

長谷 私は中学時代からアルバイトみたいな感じでモデルをしていた。あまり深く考えないまま「かわいいね~」なんて言われているうちに、なんとなく本業になってきちゃった。きっかけはミス.エールフランスのコンテストだけど、なんだかいつの間にか芸能界入りしていたっていう感覚ね。事務所にガッチリ抱え込まれるのではなくて、ずっと自由にさせてもらっていたので、「野放しのアイドル」なんて言われてたわ。(笑)