かかっても2分

・お風呂の浴槽は、夫が朝シャワーをするついでにボディソープをスポンジにつけて洗います(水や皮脂のアカを落とすだけなら専用洗剤でなくてもいいと解釈しています)。

・排水溝の髪の毛は気づいたときにティッシュで拭きとります。窓のないユニットバスの場合は24時間換気扇をつけっぱなしにすることでカビ予防ができると知り、壁や床は軽くシャワーで流したあと換気扇をつけ乾燥させています。

・トイレの便器や床は3日に1回くらいトイレに流せるクリーナーシートで拭きます。トイレに入ったついでに便座などを拭き上げるため、わざわざトイレ掃除をしにきたという感覚にはならずにすんでいます。

どれも30秒くらい、かかっても2分ですみ、流れの中でほぼ無意識に身体を動かしているので、「掃除しよう!」と意気込まなくても気づいたら「なんだかいつもきれいだな〜」と感じられる状態が続きます。

がんこな汚れになるまで放置しないから、強力な洗剤の出番もなく、年に一度の大掃除も今は季節のイベント感覚で、そんなに大変だなと思わなくなりました。

 

※本稿は、『これからの人生を豊かにする 時産 時間と心に「余白」が産まれる暮らし方』(文藝春秋)の一部を再編集したものです。


これからの人生を豊かにする 時産 時間と心に「余白」が産まれる暮らし方』(著:マキ/文藝春秋)

共働き、子育て中でも、時間に追われずにやりたいことができる!

時産とは、忙しい毎日に「しないこと」を増やして少しずつ余白の時間を作り、その時間を休息や「本当にやりたかったこと」に使うこと。

時産アドバイザーとしても活動するマキさんが、その考え方から暮らしへの取り入れ方まで、カラー写真や図表を用いてわかりやすく解説します。