わが家の電話帳に「地域包括支援センター」を

今、介護保険のサービスは、基礎自治体の地域ごとに「地域包括支援センター」があって、多くのサービスが地区単位で提供されています。

たとえば私が住む東京都杉並区は、「杉並区」が基礎単位。人口約56万人。介護保険法に基づいた地域包括支援センターは全区合わせると20カ所あります。今、日本中に地域包括支援センターは5404カ所(2022年4月現在。厚生労働省)。介護サービスを高齢者に提供する拠点になっています。

介護保険を必要とする高齢者が、地域包括支援センターに利用を申し込むと、自治体から調査に来てくれます。申し込みは、本人や家族が出かけてもいいし、まずは電話でもいいでしょう。

65歳を過ぎたら、わが家の電話帳に「地域包括支援センター」と基礎自治体(区役所など)の情報部門の電話番号をお忘れなく記帳してください。