第1号被保険者は必ず自前年金をつくるべし

自営業やフリーランスなどの第1号被保険者は、第2号被保険者である会社員と違って、将来受け取れる年金額が少ないです。

実際に比較してみると、令和3年度の厚生年金の平均受給額は月約14万円なのに対して、国民年金は約5万6000円と半分以下。満額でも月約6万5000円でした。

ということは、厚生年金よりも少ない月7万5000円分を、65〜84歳の約20年間自分で賄おうと思うと、1800万円も多く必要になるんですよね。

そのため、結構びっくりするような大きな金額ではあるんですが、第1号の場合はこのくらい多く準備しなくてはいけないのです。