汗が引くまで「パルムタイム」

そんなわけで結婚して、お風呂が完備されている私の自宅に一緒に住み始めたら
監督はむしろお風呂が大好きなんだと気がついた。

一旦入ると2時間前に永久凍土から帰還したのか?
って思うくらい延々とあったまっている。

その結果上がってすぐパジャマでも着ようもんならビッシャビシャに汗をかくし
一回乾かした髪ももう一回シャワー浴びたんか?というくらいに濡れてしまう。

バスローブを買って用意しておいても
警戒心が強いので見慣れぬものには袖を通さない。

監督はむしろお風呂が大好きなんだと気がついた(写真提供:Photo AC)

結局いつも1時間から2時間お風呂に入り、その後汗が引くまで
「パルムタイム」(パルム食べて涼みながらのメールチェック)。
結局トータル3時間近くお風呂に費やしている。
相変わらず謎に女子力が高い。

ただ、そのように時間をかけるから当然
忙しい時などは入る余裕がなくなってしまう。

だったらお風呂に入る時間をもう少し短くして
そこまでほっかほかに温まらないで出ればいいんじゃないの?と
何度言ったかしれないが
一旦入ると全てを忘れてしまうシステムらしい。

漫画にも描いたように最初の頃こそ
放っておくと1週間ほど入らないこともあったけれど
年々その間隔が短くなってきていた。
そしてこのたびのコロナ禍が始まってからは完全に毎日お風呂に入る人となった。

それが毎回長風呂なので
ときどき心配になって中で倒れていないか覗きに行くのも日課となった。