4つの性格タイプ

自分を軸に物事を考え、計画的に進めたいのがロジカル。自分軸で臨機応変に物事に対応するのがビジョンです。

そして、相手軸で動くのはピース。ピースタイプの中で、計画的に進めたいのがピース・プランニング、臨機応変に進めたいのがピース・フレキシブルと、2つに分けられます。

2つの質問に答えることで自分軸か相手軸か、計画重視か臨機応変かがわかり、自分や相手の性格タイプが分類されるのです。

『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』(著:稲場真由美/WAVE出版)

人には生まれ持った性格があり、大人になってもその傾向が強く残ります。

ただ、育った環境や仕事をする中で後天的な性格が育ち、元の性質に加わっていく人もいます。

たとえば本来、1から10まできっちりとスケジュールを立てて進めたいロジカルも、突然のトラブルに対応したり、顧客の状況に合わせて対応をしたり、職場で臨機応変に行動するうちに、後天的にフレキシブルな性格ができることもあります。

ただし、家にいるときやリラックスした関係においては、本来の性格タイプが強く表れることもわかっています。

状況によって違うという人は、家にいるときの自分をイメージしてみるのもいいでしょう。

また、次に紹介する、それぞれのタイプの「ストレスになること」から当てはめてみると、本来のタイプと一致しやすくなります。