生活サイクルは「眠り」から逆算して決めています
入院中の不眠により、睡眠が心や体と深く関わっていることを実感した私は、まずは睡眠を見直そうと考えました。
「何かをするために睡眠時間を削る」などと言いますよね。私もかつては、そういうことをしていました。
何かしたいこと、しなければならないことがあると、真っ先に削るのは睡眠時間という考え方だったのです。
これはつまり「睡眠時間を犠牲にする」ともいえることです。
だから私は、この考え方をやめることにしたのです。
睡眠は削っていいものではなく、「いちばんに確保しなくてはいけないもの」というふうに考え方をあらためました。
そこでまずは「朝起きたときに前の日の疲れが残っていないこと」を目標に、夕食を食べる時間、夕食後の過ごし方、入浴する時間やお風呂につかる長さなど、あれこれと試してみたのです。