なりたい自分を「見た目」だけで考えて、現実との差に落ち込んでしまう

さあ、ファッションを楽しもう!というときに

・自分は美人さんじゃないから、どんな服を着ても似合わない
・スタイルが良くないから、何を着てもきれいになれない
・身長が低いから(高いから)、上手く服が着こなせない
・もう若くないから、頑張っても昔のようになれない

こんな風に自分の理想と現実の外見を見比べて「こんなに理想と違うから、一生懸命に服を選んでも意味がないんだ」という思考に囚われてしまうことがあります。

なかにはそう思い込むあまりに装うことへの意欲が湧かず、わざと「美容」や「ファッション」を自分から遠ざけてしまう方もいらっしゃいます。

さあ、そんなときは、モグラ活動です。自分の思考を掘っていきましょう。

まず、服選びのときに考えてほしい「なりたい像」は、見た目の話だけではありません。もっと広い意味で「いつかこういう人になりたい」というイメージを思い浮かべていきましょう。

例えば私は、面白いものが大好き。独自の発想を持って、もっと上手く話せるようになりたいと思っています。

なので、服を選ぶときも「この服は自分にとって“面白い”かな?」といつも考えています。「新しいブランドに挑戦する」というのも私にとって面白いことですし、「迷ったら、より意外な方を選ぼう!」と選択するのも面白いことです(きっと「面白さ」の基準も人それぞれ。掘りがいがありますよね)。

そんな風に、視点を変えて服選びをしてみると、「一歩一歩確実に“なりたい自分”に近づいているな」と感じることができます。

 

※本稿は、『「一セットの服」で自分を好きになる』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


あきやあさみさんの「“なりたい自分”を知って“心満たす服”を手に入れる」講座

<テーマ>
“なりたい自分”ってどんな自分? 表現できる言葉を探そう!

<日時>
2024年5月18日(土)13時~15時(開場:12時30分)

<開催場所/価格>
幻冬舎本社 イベントスペース 2200円
オンライン(ウェビナー) 1650円(Peatix 1850円)

詳細は公式HPより


「一セットの服」で自分を好きになる』(著:あきやあさみ/幻冬舎)

服は、なりたい自分。

毎日、違う服を着なくていい。

一年3セットの服で生きる、人気スタイリストが伝授する、服を味方にして人生を動かす方法。