コヘレトの言葉
『旧約聖書』のなかの「コヘレトの言葉(伝道の書)」には次のような言葉があります。
一部紹介します。
何事にも「時」があり
天の下の出来事にはすべて定められた「時」がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
(中略)
神はすべてを時宜(じぎ)にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業をはじめから終りまで見極めることは許されていない。
私は知った、人間にとって最も幸福なのは
喜び楽しんで一生を送ることだ、と。
人間だれもが飲み食いし、その労苦によって満足するのは神の賜物(たまもの)だ、と。
―コヘレトの言葉
時宜というのは、ちょうど良いタイミングという意味です。