ビックリマンチョコシールを彷彿とさせる
八木 :「未確認生物の世界展」ではトレーディングカードも特別に販売されます。
HG :これは本なんですけど、正方形だしカードを意識しました。縁取りキラキラしてるところとかビックリマンチョコシールを彷彿とさせる。
八木 :いや、それもそうなんだけど、僕は《まじゃりんこシール》世代なのよ。
HG :《まじゃりんこシール》!ありましたね。(笑)カードってなんでいいんでしょうね。例えデジタルの時代でもカードって滅びないですよね。ポケモンカードとか。カードがこの本の源流ですね。
八木 :息子がトレーディングカードの購入を狙ってます。
HG :うちの子どももカード類大好きですね。
八木 :この本を通して子どもたちと交流するのが楽しみ。これまでも僕の未確認生物の絵を携えて、3回ワークショップみたいなことしてきました。子どもたちを集めて、最初に僕の生物を紹介して、次は自分達で考えてもらう。ペンと紙を用意して「生物の図鑑を見てもいいし、なんでもいいから描いてみて」って。次は発表しよって言って、参加者同士、交流するんです。支援学校もまわりました。子どもっていろんな思い込みがない分自由で、本当に発想豊か。普段、空想の生物を考える機会なんてみんなないと思いますけど、子どもはみんないいものを持っている。見学の保護者の方が、「我が子にこんなことできるんだ!」ってとても喜んでくれます。