松山での移住生活
身の上話の余談ですが、20歳のころに地方での暮らしに憧れて、松山に数カ月だけ移住したことがあります。
大きいアーケード街からちょっと路地に入ったところのバーで修業をしていました(別に、将来バーテンダーをやりたかったわけでもないのに……!)。
酔っ払ってコケて骨折して、カクテルが作れなくなって、ひたすらお客さんとトークするだけのアルバイトになったの、今思い出しても恥ずかしい。
でも、仕事がない日曜日に自転車を走らせて、わざわざ道後の温泉まで行っていたの、涙が出るほど気持ちよかったです。
特徴的な湯というわけではないのですが、どうも道後はまた行きたくなって仕方がありません。
※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(著:永井千晴/幻冬舎)
訪れた温泉は約500湯。
ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている「温泉オタク会社員」による温泉偏愛エッセイ!
つぶやくと同時に6.8万RTされた「東京・大阪から1泊2日で行けるお勧め温泉チャート」付き