100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第74回は「越乃リュウの新潟案内」のお話です。
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
「越乃」は新潟の代名詞
新潟には「越乃」と名の付くものがたくさんあります。
越乃寒梅、越乃景虎、越乃雪椿、越乃梅里、越乃冬雪花、越乃雪月花など「越乃」と名の付く日本酒も多くあり、私もファンの方から越乃雁晴(こしのがんばれ)という日本酒を何度も頂き、はっぱをかけていただいていました。
他にも、越乃雪、越乃ショコラなどのお菓子、越乃一刀の刃物、越乃黄金豚など、「越乃」は新潟の代名詞となっています。
そして私のおすすめは、地酒王国新潟が誇る「酒」をコンセプトとした列車「越乃Shu*Kura」。
上越妙高から、十日町、越後湯沢、新潟駅へと走る3両変遷の列車です。
大きな窓から流れる田園風景を見ながら、新潟県内の銘酒と地元の食材にこだわった食事やおつまみを味わう列車の旅です。
何年か前に私も「越乃Shu*Kura」のツアーをさせていただきました。
イベントスペースになっている2号車でライブをし、越後湯沢へ向かいました。
4月だというのに窓の外は一面雪景色でした。
お酒と雪の車窓の風景、新潟ならではの旅でした。