答えやすい質問を投げる
人は自分の気持ちを言い当てられたり、代弁してもらえたりしたときに「はい」または「そうです」「そうなんです」と言う。
そして、「はい」「そうです」「そうなんです」と【肯定の言葉】を何度も言うことで、相手に対して「この人は私の気持ちをわかってくれる人だな」「感覚が似ているな」と思い始め、次第に相手に対して「共感」を覚える。
そのうち、初対面で、まだどんな人かがよくわからないながらも、心の扉を開いても良いかな? という気持ちになってくる。
バーで隣り合わせになった初対面の人に対して、家はどこだ? 仕事はなんだ? と根掘り葉掘り聞いてコミュニケーションを図るよりも、相手が「はい」「そうです」「そうなんです」など、答えやすい質問を投げることからスタートすると、心の扉は開かれやすくなる。
※本稿は、『「この人なら!」と秒で信頼される声と話し方』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
『「この人なら!」と秒で信頼される声と話し方』(著:下間都代子/日本実業出版社)
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