「いい物忘れ」「悪い物忘れ」の特徴
「いい物忘れ」の特徴は「体験の一部」を忘れることです。
朝食に何を食べたかを忘れた、でも食べたことは覚えている。
ヒントがあれば、すぐに思い出し、物忘れを自覚しています。
「悪い物忘れ」は、朝食を食べたこと自体を忘れた状態。
「体験全体」を忘れてしまい、ヒントを与えても思い出すことができません。
物忘れの自覚がないケースが多いのも特徴です。
「悪い物忘れ」の症状がある場合は、認知症以外にうつ病や男性ホルモン低下の可能性もあるので、病院で調べることをおすすめします。
※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(著:和田秀樹/日本文芸社)
何歳からでも「日々、楽しく、ためす」ことが若さの秘訣。
脳・心・体に効く暮らし方を、春夏秋冬365日分、提案します。