(『虎に翼』/(c)NHK)

激怒した寅子

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。

今週放送された第14週「女房百日 馬二十日?」では、特に7月4日放送分・69回で流れた寅子の激怒シーンが話題になりました。

あらためてあらすじを記すと、最高裁判事を務めていた穂高とやや距離ができていた寅子でしたが、祝賀会で花束を渡す役目を任されてしまいます。その場での、穂高の

「こういう会を設けてもらえるのも、出がらしとして最後まで自分の役割を果たすことができたからなのかな。そう思おうと思った」

「出がらしも何も、昔から私は自分の役目なんぞ果たしていなかったのかもしれない」

「私は大岩に落ちた一滴の雨だれにすぎなかった」

「もうひと踏ん張りするには私は老いすぎた」

といった挨拶を前に、我慢ができなくなった寅子は、花束を渡す役割を放棄。会場を飛び出します。