この記事の目次
雹とは
雹が降ってきたら
雹が降ってきたら
雹は小さいものでもそれなりの落下速度を伴います。雹が当たることによる直接的な被害はもちろん、スリップ事故などの間接的な被害にも警戒が必要です。
〈屋外にいるとき〉
屋外で雹が降ってきたら近くの建物に避難します。
逃げ込める建物が周囲に見当たらなければ、鞄や上着などで頭を守りましょう。
なお、雹から身を守ろうとして傘を差すのは危険です。雹は雷や突風を伴うことも多いため、傘に落雷したり、強風に煽られて転倒したりする恐れがあります。
〈屋内にいるとき〉
建物の中は比較的安全とされていますが、窓ガラスに雹が当たって割れる可能性があるため、窓から離れるようにしましょう。
余裕があればカーテンを閉めておくと安全です。万一窓ガラスが割れたとしても、広範囲に飛散するのを防げます。
〈車の中にいるとき〉
運転中の場合は、スーパーやデパートなどの屋内駐車場に移動してください。
降り方が激しいときは路肩に停車します。無理に運転を続けると、視界が見えづらいことや積もった雹でスリップすることにより事故を起こす恐れがあるためです。
車体に雹が当たると、窓ガラスが割れたり、車体が凹んだり、塗装が剥げたりして損傷してしまいます。天気予報を確認し、降雹の可能性がある日は毛布や雹対策用の車カバーなどで覆うようにするとよいでしょう。