「10代後半から20代前半までは、わりと結婚願望はあったんですが、芸能という特殊であり一握りの人しかできないこの幸運な仕事をまっとうすることを優先し、タイミングとご縁があれば……というふうに考えていました。」(撮影:木村直軌)
2024年7月6日の『徹子の部屋』に俳優の武田真治さんが登場。4年前に結婚した静まなみさんとの結婚について語ります。昨年娘が誕生した武田さん、自身が親になったことで、ご両親の子育ての苦労が分かったそう。今回は『婦人公論』2020年10月27日号掲載のインタビューを再配信します。

******
デビュー当時は中性的な魅力で人気を博した俳優の武田真治さん。再ブレイクのきっかけは20年以上前から続けているという「筋トレ」。始めたのは、20代の頃に患った病気が原因だったそうです(構成=大西展子 撮影=木村直軌)

《22歳差婚》のお相手は

NHKの『みんなで筋肉体操』のオファーをいただいてから2年、たくさんの方に僕の筋肉質な一面を知っていただけたことを嬉しく思っています。

昨年はテレビドラマ『凪のお暇』でスナックのママ役を演じるなど、俳優としても新しい役柄に挑戦できましたし、五木ひろしさんの応援でサックス奏者として『紅白歌合戦』にも出演。高校時代から続けてきたサックスでこんな大舞台に立てるなんて……。

今年はプライベートでも変化がありました。7月1日に、歯科衛生士でモデルの静まなみさんと結婚したのです。世界中がコロナ禍で自粛生活を余儀なくされているなか、果たしてこのタイミングで結婚していいものかとも考えましたが、ステイホーム期間中一緒に過ごしてみて、小さな衝突もなく、明るく前向きな気持ちでいられたのが、彼女と未来を歩む決め手となりました。結果的に、たくさんの方々に祝福してもらえて嬉しかったです。

10代後半から20代前半までは、わりと結婚願望はあったんですが、芸能という特殊であり一握りの人しかできないこの幸運な仕事をまっとうすることを優先し、タイミングとご縁があれば……というふうに考えていました。それで、気づいたら完全に晩婚ですね。(笑)

彼女とは、通っている歯科医院の院長に紹介されて出会いました。奨学金で専門学校に通い、国家試験をパスして歯科衛生士をしていると聞いて、「きちんとした方なのだなあ」と。

僕らの結婚が報じられる際には、いつも《22歳差婚》という見出しが躍りますが、そんな年の差はまったく感じない。僕が勧めた古い映画を一緒に楽しんで観てくれて、意見や感想を言い合える。こうした嗜好が合うって大事ですよね。僕はかつて俳優の先輩から、「結婚したいと思う人と結婚するより、結婚しなきゃ損だと思う人と結婚しなさい」と言われたことがあります。それが彼女だと思いました。

若い頃は、仕事へのプレッシャーや病気で、ポジティブな思考ができなくなっていた時期もありました。でも今は、例えばいろんなアーティストの方々が歌っている「夢は必ず叶う」「人生に無駄なことなんて一つもない」というメッセージも、素直に肯定できます!