裳着
平安時代の貴族の女性の成人式を裳着(もぎ)といいます。
女性が12歳から15歳になると行われることが多く、初めて裳を着せるもので、着裳とも称します。
裳は十二単を構成する着物の一つで、お姫様の絵の後ろに伸びている、ひだのあるプリーツスカート状のもの。
いかん。語彙が不足して、うまく説明できません。ググって形状を確かめて下さいませ。
裳着は吉日を選んで執り行い、裳の腰紐を結び、髪を一つに束ねて後ろに流します。また初めてお歯黒を付け、眉を剃り、厚化粧をして殿上眉を引きます(引眉)。皆さんがよく知る、お姫様のできあがりです。