レベル分けを信じられない?
そのワケとして、登山を始めたばかりの頃、ガイド本の「初級者向け」を参考として登山に行ったのですが、そのルートがなかなか手ごわく。
「ゼイゼイ…。これが本当に初級向けなの!?」
と疑問に感じた、という事情がまずあります。
その山を「初心者向き」だと書いた人は、実際に楽々と歩けたかもしれませんが、私にとって、とても大変な道のりだったわけでして…。
逆のパターンもあります。
たとえば、手元のガイド本に「上級者向け」と表示されている劔岳の別山尾根ルート。単独で挑戦し、すんなり完歩できた時に、「もしかして私ってすごかったのか? テヘヘ」と思ったりもして。
ただ実際のところ、本で上級者向けとされている山に登り切ったからといって、それだけで上級者に値するかといえば、やっぱり微妙でしょう。
未だに岩場では転ぶし、道を間違えかけたり、登山道を一人で歩き続ければ不安にも。そんな自分が上級者とは決して言えそうにない。(汗)