(写真提供:photo AC)
創刊以来、《女性の生き方研究》を積み重ねてきた『婦人公論』。この連載では、読者のみなさんへのアンケートを通して、今を生きる女性たちの本音にせまります。今回は、お墓をめぐるアンケート。先祖代々の墓をどうするかは、悩ましい問題のようです。寄せられた回答を見ていきましょう――。
【回答者数】80人 【平均年齢】64.53歳
【回答者の内訳】40代以下…6人/50代…16人/60代…30人/70代…24人/80代…4人

前編よりつづく

Q. 現在、お墓に関して困っていることは?

●墓の話を嫌がる夫を説得して購入を進めるのが大変である。そのくせマンション型は隣とくっついているのが嫌だ、土の上がいい……など難癖ばかりつけてくる。死後購入だとお金がかかるので、生前に決めておきたいのに(69歳・パート)

 

●実母が永代供養墓に眠っている。自分も同じお寺の永代供養にしたいが、お坊さんの性格やお寺の経営方針がなんとなく嫌で迷い中(58歳・専業主婦)

 

●今34歳の独身長男が、墓を守れるか不安。将来墓じまいする費用も渡さなければ(60歳・専業主婦)