AGEが増えるしくみ

AGEが増えるしくみには2パターンあります。

ひとつは体内で生じるパターンで、体内のブドウ糖が過剰になるとタンパク質と結合し、AGEが形成されます。

『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』(著:山田祥子/Gakken)

つまり血糖値が急激に上がるような食事はAGEを増やすということ。

空腹のときに糖質が多いものを食べる、よく噛まずに早食いをする、甘い飲み物や甘いお菓子、果物などをよく食べるなどといった習慣は血糖値を急激に上げ、AGEを増やすので控えましょう。

また、もうひとつはAGEを含む食品から取り込むパターン。

AGEは、糖質とタンパク質を高温で加熱した食品に多く含まれます。

フライドポテトや唐揚げのような揚げ物やスナック菓子、パンケーキのようなこんがりと焼かれた食べ物、インスタント食品や加工食品にはAGEが多いので、こういった食べ物も控えましょう。

そのほか、過度の飲酒や喫煙もAGEを増やすと言われているので、これらもやめたい習慣です。

AGEが体内で増えると極めて穏やかにしか代謝されず排出されにくいといわれているので、とにかく増やさないように気をつけることが肝心です。