ひとり暮らしだからできたこと
ご家族と同居している方にはちょっと申し訳ないのですが、その中にはひとり暮らしだからできたことが少なくありません。
いまは大阪市の郊外にある大規模な団地の一角で、1DKの賃貸住宅にひとり暮らしをしています。
自由気ままにいろんなチャレンジをして「あれ、失敗した」と思っても、影響が及ぶのは自分だけ。家族を巻き込んだり、迷惑をかけたりすることはありません。
ひとり暮らしだからこそ、堂々と失敗できるんです。失敗したら次にまたチャレンジすればいいだけですから、気楽なものです。
そんなトライアル&エラーの末にたどり着いたのが、等身大の71歳、ひとり暮らしの生活術です。
もちろんこれで完成ではありません。これからも私はどんどん生活に工夫をこらしながら変えていくつもりです。
だって、変化するのってすごく楽しいですから。
年をとるということは経験を重ねながら変わっていくということ。だから私は年齢を重ねることが少しも怖くありません。むしろ大歓迎なのです。
※本稿は、『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 がんを乗り越えてわかった本当の幸せ』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。
『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 がんを乗り越えてわかった本当の幸せ』(著:ソネ ジュンコ/ダイヤモンド社)
お金持ちの家に育つも、49歳で住む家をなくし、ついには預金通帳の残高がほぼ0円に。
それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、身一つからの再出発で編み出した「毎朝起きるのが楽しくなる生活」
老後に漠然とした不安を抱いている人、人生ここから先は尻すぼみのように感じている人、不満はないけれども、これといって楽しいこともないと感じている人が、まだ人生はこれから、楽しみは日常にたくさんあるということを知って、人生を好転させるきっかけになる1冊です!