「ちょっと残し勉強法」―キリを悪くして「もっとやりたい」を刺激
ちょっと残し勉強法は、勉強を「キリの悪いところ」で切り上げるというものです。
その日にしたいと考えている勉強を、あえてちょっとだけ残しておき、次の日にその「ちょっと残し」からスタートする。
あと1 ページでその項目が終わる、もしくはこの問題だけ解けばその章が終わる、といった状態で、その日の勉強を切り上げ、次の日に残しておいたところから始める、というわけです。
おすすめなのは、「問題を解いたあとの答え合わせを持ち越す」こと。
つまり問題を解いたあと、それが正解だったのかまちがっていたのか、という答え合わせをしない状態で残しておく。すると、「やる気は出ていないながら、前日解いたあの問題が正解だったかどうかは気になる!」という状態が維持されます。
次の日、実際に答え合わせをしてみて、正解だったら、やる気が出るかもしれません。逆にまちがっていたら「なぜまちがえたんだ?」と、調べる気が起こるかもしれません。
興味を惹くポイントをあえて残しておくことで、次の機会にその興味をいかす、というわけです。