ひとつの基準

私は、自分がされてうれしいかどうかを、ひとつの基準にしています。

大切にされていると感じる。

きちんと考えてもらっていると思える。

私基準なので、相手の感性にそぐわないこともあるでしょうが、その方を大切に思い、尊敬している気持ちにウソはありません。

そうした自分自身にウソをつかないコミュニケーションなら、たとえ相手にはねのけられても、落ち込むことなく前に進めます。

※本稿は、『ケアマネ女優の実践ノート』(主婦と生活社)の一部を再編集したものです。

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ケアマネ女優の実践ノート』(著:北原佐和子/主婦と生活社)

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