ひとつの基準
私は、自分がされてうれしいかどうかを、ひとつの基準にしています。
大切にされていると感じる。
きちんと考えてもらっていると思える。
私基準なので、相手の感性にそぐわないこともあるでしょうが、その方を大切に思い、尊敬している気持ちにウソはありません。
そうした自分自身にウソをつかないコミュニケーションなら、たとえ相手にはねのけられても、落ち込むことなく前に進めます。
※本稿は、『ケアマネ女優の実践ノート』(主婦と生活社)の一部を再編集したものです。
『ケアマネ女優の実践ノート』(著:北原佐和子/主婦と生活社)
女優・北原佐和子さんが、女優歴42年、介護職歴18年で培った、優しい介護コミュニケーションを伝授。
日常シーンでの介護のヒント、専門家監修のイキイキ体操、いざというときの基礎知識まで。
北原さんが介護の現場で経験したエピソードから、私たちにできることが見えてくるはずです。