「歩くこと」を日課にする

スマホで欲しい情報をいつでも簡単に収集できるようになって、生活はたしかに便利になりました。

そのいっぽう、SNSに投稿される他人の幸せそうな日常を見て、落ち込んだり、他人と自分を比べたりしてしまうことも増えました。

『先細らない老後のために、50代のうちにすべきこと』(著:中道あん/扶桑社)

というのも、スマホを触っている時間はひとりだけれど、それを見ている時間は、“世間との対話”であることも多いんですよね。

そこでおすすめなのが、歩くこと。

ちょっとした息抜きのつもりで、近所を散歩するようになったら、自然と“自分との対話”が日課になりました。

初めのうちは、歩きながら今日あったできごとを振り返っては、腹を立てたり、落ち込んだり。

ところが動くことで、思考も前向きになるからか、そのうち“こうなったらいいな”“ああなったらおもしろそう!”というような未来を空想できるようになりました。