縁のない人とはどこかで切れるもの

2つ目は、失言によって相手の気分を害していることです。

親しい家族や友人相手だと、気がゆるんで、つい「余計な一言」を言ってしまいやすいものです。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあります。家族なら、ざっくばらんに「何か悪いこと言った?」と尋ねてみてはどうでしょう?

友達相手だったら、私ならそのまま様子を見ると思います。そのうち相手が機嫌を直して、いつもどおり接するようになったらそれでよしとします。

ただし、「相手にヘンなこと言っていないかな?」と自分を振り返るのを忘れずに。

もしもずっとよそよそしいままであれば、その人とはそれまでと思っていいのではないでしょうか。

縁がある人とはつながっていられるけれども、縁のない人とはどこかで切れるものです。あなたに好意を持っていない人を深追いする必要はないと思います。

 

※本稿は、『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。


101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(著:堀野智子/ダイヤモンド社)

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