最期に過ごす場所を決めておく
この先、さらに年齢を重ねて要介護状態になったら、《第二のわが家》のようなこの老人ホームに、私も入居することに決めました。
今すぐ入ると長生きした場合にお金が足りなくなる心配もありますから(笑)、自分ひとりで生活できる間は現在の家で過ごし、人の手を借りないと暮らせないようになったらお世話になろう、と。
私は放浪癖があるので若い頃からあちこちを転々としてきましたが、さすがにこの年齢になったら、これまでのように「なるようになるわ」では済まされません。自分の気持ちを整理して、どこで最期を過ごすかを決めておかなければ。
もしかしたら、私はこの老人ホームを終の住処にするために、東京に戻ってきたのかもしれません。